2006年 06月 17日
破線のマリス 著者:野沢尚 講談社文庫 1997
野沢氏の死から2年ぐらい経つのでしょうか?
第43回(平成9年)、江戸川乱歩賞受賞作を初めて読みました。
内部告発ビデオから展開していサイコミステリー?
報道製作内部の緊張感がうまくリアルに描かれていて、そこは感嘆もの。
報道の意味、真実の報道とは?
これだけ情報化が進んでくると、あまりにも情報が多すぎて、判断しきれない所が出てきます。
逆に大きな力で、情報操作が可能になれば、世界を動かせる!
報道、特に映像は映し方次第、編集次第で大きくイメージを変えてしまう!
確かにその一瞬は事実なのだが、前後をつなぎ合わせると真実は違ってくるかもしれない!
何を信じるかは視聴者側が判断しないといけないですね。
小説は、途中までは吸い込まれるように読んでいたが、仮にも(仮ではない)江戸川乱歩賞、読者にも解く楽しみはあるのです。登場人物は少なく、ん~って考えていたのですが、・・・アレはないでしょ、って感じ。
ちょっと消化不良でした。
第43回(平成9年)、江戸川乱歩賞受賞作を初めて読みました。
内部告発ビデオから展開していサイコミステリー?
報道製作内部の緊張感がうまくリアルに描かれていて、そこは感嘆もの。
報道の意味、真実の報道とは?
これだけ情報化が進んでくると、あまりにも情報が多すぎて、判断しきれない所が出てきます。
逆に大きな力で、情報操作が可能になれば、世界を動かせる!
報道、特に映像は映し方次第、編集次第で大きくイメージを変えてしまう!
確かにその一瞬は事実なのだが、前後をつなぎ合わせると真実は違ってくるかもしれない!
何を信じるかは視聴者側が判断しないといけないですね。
小説は、途中までは吸い込まれるように読んでいたが、仮にも(仮ではない)江戸川乱歩賞、読者にも解く楽しみはあるのです。登場人物は少なく、ん~って考えていたのですが、・・・アレはないでしょ、って感じ。
ちょっと消化不良でした。
by fazhiko
| 2006-06-17 13:43
| ルシの読書
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